イースターの日曜日、2017年の今年は4月16日です。
日本ではバレンタインデーにチョコレートがたくさん売れますが、欧米でチョコレートがたくさん売れるのはイースター。
特に子どものいる家庭はどっさり買い込みます。
ショコラティエだけではなく、スーパーでもたくさんのメーカーが売り出していて、値段もピンからキリまで。
イースターといえば、昔はゆで卵と決まっていました。
今でも卵を使う人もいます。
きれいに飾ったイースターエッグは楽しいですね。
でも、今人気があるのは卵型のチョコ。
鶏卵くらいの大きさのものもあれば、ウズラの卵くらいのもあります。
卵の形の他に、イースターバニーやニワトリ、ひよこ、教会の鐘の形のチョコもよく見られます。
ショコラティエだけではなく、一般のスーパーでも売っていて、値段もピンからキリまで。
子どもたちは何歳になっても「タマゴ狩り」が大好き。
隠すのがチョコレートでも、やっぱり「タマゴ狩り」と言います。
イースターの日曜日、庭や公園の木の上などに大人が隠し、子どもが探します。
ヨーロッパではかつて、教会の鐘が卵を持って帰って来るんだよ、と子どもたちに語り聞かせていました。
なぜ鐘?
イースター前の木曜日は最後の晩餐にあたります。
翌日イエスは処刑されました。
イエスの死を悼み、教会の鐘は木曜日から沈黙します。
鐘が鳴らないのはローマに飛んで行ったからだよ、イースターに卵を持って帰ってくるのさ、ほら、庭に行ってごらん、鐘が卵を置いていったよ・・・
このお話、今ではヨーロッパでも、サンタクロースのお話しほど有名ではありません。
それでも、 キリスト教にとってクリスマスより大事なのがイースターです。
クリスマスがイエスの誕生を記念するなら、イースターはイエスの復活を記念するもの。
野や庭に新芽が吹き、再び花が咲き始める春、命の蘇りを喜び祝う行事がイースターです。
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